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BIM:ARCHITREND ZERO Ver4 その12

2018年08月26日 BIM:ARCHITREND ZERO Ver4 その12

夏休み明けの1週間、2年生はBIM設計1の第2課題に取り組む日々をおくりました。

宅建士模試4BIM設計1第2課題スタート2

BIM設計1第2課題初日進行状況1BIM設計1第2課題初日進行状況2

BIM設計1第2課題初日進行状況3BIM設計1第2課題スタート

BIM設計1の残業第2課題組

金曜日17:00ジャストで図面提出締め切りです。
図面が完成品でないまま提出すると受け取りません。
第1課題の時に教えていた住宅設計の基本を無視したものも受け取りません。

つまり、ARCHITREND ZEROの能力を使いこなして、短時間で建築可能な住宅を設計するのが今回の第2課題の目的でしたので、これに適わないものはOUT

作品を受け取られた学生は44%です…

夏休みの間に、第1課題で得た(第1課題をしっかり消化した)ものを活かしてエスキスをしっかり練ってきた学生にとっては楽勝な演習でした。

しかし、第1課題への取り組みが甘く、ARCHITREND ZEROの操作方法を確実にマスターしていなかったり、本人は間に合うつもりでいて、スケジュール前半の取り組みがおろそかで、結果として後半に焦りだし、作図された図面の確認に気が回らす、時間に追われた学生は間に合いませんでしたね〜

さらにもっとひどいのは、今までの勉強をその場しのぎで適当にやり過ごし、夏休み明けにエスキスを急ピッチで作る「やっつけ仕事」の学生は、とても受け入れることができない設計で「万事休す」の状態になりました。

『先憂後楽』の考え方で仕事に向かう事を1年生の時から教えています。
可能な限り、スケジュールの前半に取り組み時間とエネルギーを注ぎ込むと、後半に突貫工事で焦りから生ずる杜撰(ずさん)な仕事にならない良い仕事ができます。
課題を提出できなかった学生は、改めて『先憂後楽』の言葉を噛み締めてほしいものです。

今回の事で分かったことは、技術者の基本中の基本というより、人間としての生き方の基本である『誠実』を身に付けていないと設計はできないという事でしょう
毎日の勉強を確実に身に付けていくのだという心構えと、その場しのぎをしないという覚悟が、自分自身を成長させます。

今週から次のBIMソフトである「GLOOBE」に取り組みます。この授業を通して、「誠実」とは何かを考えてほしいと思います。

2年生は卒業が視野に入ってきています。
技術者として、また社会人としての人格を磨き上げる半年となります。
この人格は、課題や資格試験に誠実に取り組むことで身に付けるものだと思います。

真剣勝負の日々が続きます…

  … by Maruyama teacher …

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