建築学科(建築デザイン・インテリア 専門学校)

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BIM:ARCHITREND ZERO Ver4 その10

2018年07月17日 BIM:ARCHITREND ZERO Ver4 その10

木造BIMと名付けているARCHITREND ZEROの演習は、予定より遅れて夏休み直前になってきました。
遅れた理由は、ARCHITRENDのあまりの能力の高さに、このままスルーして図面作成で終わらせるのでは、もったいなさすぎるという一言に尽きます。
建築学科がBIMで最初にほれ込んだシステムだけのことがありますね…

今まで36年間手を付けてこなかった木造住宅の本格的な構造計算に突入しています。
ARCHITREND ZERO 2018.7.17
DVDの解説に従って、自分たちのプランによる木造住宅の構造計算を進めています。
こうなれば、トコトンやるしかないですよね…

前回までは、耐震設計・耐風設計を行い、筋交いの設定やら柱梁の部材設計、さらに床の構造設計を行ってきました。
今回は基礎部分の構造設計です。
基礎設計用重量
ARCHITRENDは、計算手順を示しながら計算結果を示してくれます。
学生は構造判定に従って、部材の変更等を行い、安全な基礎構造を設計していきます。

基礎梁の計算
基礎梁の構造計算結果を示しながら、変更による判定を即座に示します。
全てOKを出して、構造計算結果を表にして出力します。

これで木造住宅の構造計算は終了です。
ARCHITREND ZEROを使用していなければ、授業では絶対に踏み込まない分野です。
学生たちは、手順と計算結果を手に入れて、自分たちの設計が本当にしっかりと住む人の幸せな住宅になることを実感できていきます。

その後、図面の出力に入りました。
ここからは、アッという間に進みますね
ARCHITREND ZEROによる製図と、ARCHITREND ZEROからJWW(JWCAD)へのデータ移行です。
特に学生は、JWWへのデータ移行の恐るべきスムーズさに驚きます。

学生たちの間から「CADの時代の終わりが見える」という感想が聞こえています

  … by Maruyama teacher …

n-66156802 at 13:53 | コメント(0) | この記事のURL | |

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